ある知人との会話
ある平日の会話。盆休みを終えたりこれからだったりする中。
知人「へぇ、岩手のある市行ってきたの、どーだった?」
私 「正に復興途中という感じでした」
知人「吹きすさぶ風がよく似合う松は見に行った?」
私 「まぁ」
知人「葉っぱちゃんとついてた?」
私 「写真で見た被災前とは比べられないほど少ないものでしたが」
知人「あーそーかーそーかー。まだついてるのかーところで二本目は見つかった?」
私 「なんでも誰がために戦う松の傍にはもう一本あったとか」
知人「直後に行った知り合い曰く、実は二本あるんだった聞いてたんだけどね。僕も二回ほどあそこ行ってるけど一本しか見たことなくて」
私 「自分も一本しか見つけられませんでしたが」
知人「んーそーだよね。でも二本あったとしても一本にしといた方がドラマ性あるよね」
現実は異常である。