出張中の２冊

出張中はどうしても移動が多いので読み物が欲しくなる（前もこんなこと書いた気がするな）。そして出発直前に買った２冊が以下。ちょっと前のもんだが厚みもちょうどよかったり。

怪盗クイーンと魔界の陰陽師 バースディパーティ後編 (講談社青い鳥文庫)

怪盗クイーンと悪魔の錬金術師 バースディパーティ前編 (講談社青い鳥文庫)

　いつもの怪盗クイーンとはちょっと趣が違ってて、クイーンが「こちら側」に立って話が進むのがずいぶん印象的だった（特に後編）。ネタバレなのでこれ以上は書きづらいのだが、「ティタン…（ほろり」「うわああああツッコミ不在ってつれぇえぇえええ！！」ということでひとつ。

　まぁ一番の見どころはRDの公式擬人化なのですがね。これは薄い本がますます厚くな…と思った瞬間に公式内縁の妻が登場して多くの読者が悲しみと悔しさで枕を涙で濡らしたにちげぇねぇ。

　しかしゲオルグ、一体何を買われて探偵卿やってんだろうな。あのどうしようもない単純さと目の前のことにしか興味を示さない頭の悪さは仙太郎じゃなくてもツッコみが追いつかん。謎解きにはああいうキャラは必要だろうしそれ以前に探偵卿にまともなヤツいるのかどうかすら怪しいし今回登場のアンゲルスといい。

　あと、フックン何しに登場させたし。