まとまった雨
冬以来まともな雨が降っていなかったから、これは恵みの雨になるかな。肌寒い一日で体調もままならんかったが。
以下、この記事とは何の関係もない独り言。このぶろぐ自信が独り言のカタマリだけど。
日本自体トップダウン的になんか絵地図を描いたことなぞほとんどないし、あっても実効性のない絵に描いたモチばかりだったと記憶。林野に限らず都市部でも農村でも同じ。
「(グランドデザインを)これから作らねばならない」って誰が言ったのだろう。誰が主体になって作るのだろう、なんにせよ林野庁の職員が言ったのならスゲェと思う。日本の法制度上は誰も作れないようになっている、地区レベルの細かい計画を寄せ集めたものが唯一無二でそれ以外のものを作れば確実に財産権の侵害。
「森林・林業再生プラン」は人工林の中でかろうじて産業になりそーな6割ほどだけが対象になっていてあとは知ったこっちゃないという代物だったから最初から期待するだけムダ。「日本の森をよくするための処方箋」を霞ヶ関に入った有志は目指していたのかもしれんが、末端に下りれば多くが「作業道を作るだけの簡単なお仕事」「伐り易い木を伐るだけの簡単なお仕事」「伐った木を燃やすだけの簡単なお仕事」にしか見えない。
トップがなんでもいいから絵に書いたキレイなお餅を描き、そいつに向かって補助金である程度誘導はできそうな気もする。ただ現状は地方に下りていく中でただの公共事業と化す。絶対そーなる。
日本には木が多すぎる 『森林飽和』の著者、太田猛彦・東大名誉教授に聞く
森林関係2本目。森林の多面的機能とか出した偉い人。でもあの計算方法は手○t(ry
前者の田中センセイの記事はやや政治政策寄りで、こちらは正にセンセイ。環境(生物多様性)のことを考えるとまっとうな話だが森林関係の法律で配慮義務扱いとなっている定住促進と山村振興(特に防災関係)とあややな齟齬を起こしそうな気配。今の林屋に木を植えない場所を山に設けよとゆー考えは理解されるのに20年はかかるんじゃないかと。
つっても林業自体がどー考えても市場は全体として小さくなる、とゆーのは田中センセイも書いてる通りで、そこはグランドデザインなのかね。それとも日本のどっかの半島の先っちょあたりをモデル的にくらい…?
上でどんな絵を描いて、下でどーやって森をいい姿に持っていくとゆー構造を作ればいいんだろうね。マジで。タイムリミットはマジ近い。
真面目な話だと思った? 残念、アニヲタでした!!
というわけでいずれ来ると思っていたが「のうりん」のアニメ化。このアニメを見ていかに日本の林業がオワコン扱いされているか注視したい所である、頑張れウッドマン林太郎。
しかし、ベッキーはこっちでもサイトーサンがやるのか…。